8時間の徹夜タイムラプスは、実際に撮影枚数を計算してみるまでは何とかなりそうに思えます。20秒間隔なら1,440枚もの個別フレームができ、そのすべてが完全なRAWファイルです。ファイルサイズに枚数を掛けると、合計容量がカード1枚で収まる範囲を大きく超えることがあり、これは明け方3時にカードが満杯になってシーケンスが途中で止まるよりも、事前にわかっておくほうがはるかに良いことです。
撮影枚数が直感より速く増える理由
総撮影枚数は撮影時間を間隔で割った値であり、タイムラプスではこの2つの数値がどちらも通常の撮影より大きくなりがちです:間隔は一桁台の秒単位であることが多く、撮影時間は時間単位であることが多いからです。20秒間隔の8時間の星の軌跡撮影は1,440枚を生み、10秒間隔の12時間の雲のタイムラプスは4,320枚を生みます。「短い間隔でしばらく撮る」というだけではこれらの数字はすぐには思い浮かばず、実際に掛け算してみないとわからないため、他のどんな撮影よりもタイムラプスで予想外にストレージが尽きることが多いのはこのためです。
RAWとJPEGの違いが合計をおよそ3倍変える
1フレームあたりのファイルサイズがこの式のもう半分であり、最新のフルサイズセンサーのRAWファイルは通常25〜45MB程度なのに対し、同じ解像度のJPEGはおおよそ8〜15MBです。この差は撮影枚数にそのまま掛け算されるため、先ほどの1,440枚の徹夜シーケンスは、RAWなら(1枚あたり約35MBとして)約49GB、JPEGなら(1枚あたり約12MBとして)約17GB必要になります — 他の設定を何も変えていないのに、ストレージだけでほぼ3倍の差が出るのです。RAWは露出やホワイトバランスを後から調整する余地を多く残しますが、これは緩やかな照明の下でゆっくり動く雲のような静的な被写体よりも、夕方から夜にかけて明るさが大きく変化するシーンでより重要になります。
具体的な計画の例
先ほどの10秒間隔・12時間の雲のタイムラプスは、RAWでおよそ127GBになり、64GBのカードには収まらず、他のファイルも入っている128GBのカードでもぎりぎりです。撮影前にこれを計算しておけば、3つの対策のうちどれかを意図的に選べます:余分なダイナミックレンジが特に必要ないシーンならRAWの代わりにJPEGで撮る、雲の動きが許すなら間隔を延ばす、あるいはより大容量のカードを持っていく、のいずれかです。どれを選んでも合理的な判断であり、問題になるのは合計を一度も計算せずどれも選ばなかった場合だけです。
ストレージだけでは制約の半分にすぎない
カード容量を計算するだけでは、長時間のタイムラプスが消費するものすべてはカバーできません — バッテリー寿命がもう1つの厳しい制約であり、8時間や12時間ぶっ通しで電力を消費するカメラには、バッテリー1本に頼るよりバッテリーグリップやACアダプター、あるいはUSBモバイルバッテリーが必要になるのが一般的です。間隔が短いほどカードの持続書き込み速度にも近づくことになり、遅いカードは実際に満杯になるずっと前からフレームを取りこぼしたりバッファで止まったりすることがあるため、徹夜撮影の最中ではなく、事前に予定している間隔でテストしておく価値があります。
カードを決める前に計算機で確認する
ExifLensのタイムラプス計算機(/tools/timelapse-calculator)は、計画している撮影枚数(またはそれを決める間隔と撮影時間)と1枚あたりの推定ファイルサイズを入力すると、必要な合計ストレージを直接計算してくれます — 手で掛け算する必要はありません。徹夜撮影や数時間に及ぶ長時間撮影の前にこの数字を確認しておけば、RAWかJPEGか、間隔を調整するか、どの容量のカードを持っていくかは、現場でストレージが尽きて強いられる決断ではなく、家で選択肢を並べて事前に下せる決断になります。
実践チェックリスト
- ストレージを見積もる前に、間隔と撮影時間を掛け合わせて実際の撮影枚数を出しましょう — 合計は体感より大きいことがほとんどです。
- 同じ枚数なら、RAWはJPEGのおよそ3倍のストレージが必要です — シーンにどれだけ後処理の余地が必要かで選びましょう。
- 見積もりにぴったり収まる量だけでなく、メタデータのオーバーヘッドやフレームごとのサイズのばらつきを見込んで、カードに実質的な余裕を残しましょう。
- カードの持続書き込み速度を撮影間隔と照らし合わせましょう — 遅いカードは間隔が短いと技術的に満杯になる前にフレームを落とすことがあります。
- 数時間を超える撮影を計画する際は外部電源を用意しましょう — バッテリー切れはストレージ切れと同じくらい唐突にシーケンスを終わらせます。
