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ストレージ計算機で旅行撮影のメモリーカード容量を計画する方法

執筆 · 2026年9月30日 · 4分で読めます

地図の上にフィルムカメラとインスタント写真が置かれたヴィンテージ風景
Photo by Dariusz Sankowski on Unsplash

1週間の旅行なら128GBのカード1枚で足りそうに思えますが、それは1日の平均撮影枚数を実際に掛け合わせてみるまでの話です。弊社のストレージ計算機は総撮影枚数を直接入力する方法に加えて、1日の平均撮影枚数と旅行日数を入力すると自動で総枚数を計算してくれる1日あたりモードを備えており、出発前にカードを何枚持っていくか、バックアップをどうするかを事前に決められます。

1日の撮影枚数×旅行日数が想像より早く膨らむ理由

旅行中は朝の散歩、午後の観光、夜景撮影と1日に何度もカメラを構えるため、1日300枚という数字は決して大げさではありません。問題は、この数字がそのまま旅行日数と掛け合わされることです。1日300枚を7日間続ければ2,100枚、10日間の旅行なら3,000枚になります。「1日これくらいは撮るだろう」という感覚だけではこの総数はなかなか実感できないため、計算機の1日あたりモードに平均撮影枚数と日数を入力して総枚数をまず確認することが、荷造りの前にやるべき最初のステップです。

RAWとJPEGの選択でカード容量の計画は大きく変わります

同じ枚数でもファイル形式によって必要な容量は3倍近く変わります。最新のフルサイズカメラを基準にすると、圧縮RAWは1枚あたり約30MB、JPEGは約8MB程度で、先ほどの1日300枚×7日=2,100枚をRAWで撮ると約63GB、JPEGなら約17GBで済みます。旅行では後から露出やホワイトバランスを調整できる余地を残したくてRAWを選ぶ人が多い一方、観光のスナップ写真のように大きく編集する必要のない写真の割合が高いなら、それらだけJPEGにしたり、RAW+JPEGで撮って重要なカットだけRAWを残したりする折衷案もカード容量の負担を大きく減らしてくれます。

バックアップ分を含めてこそ本当に必要な容量です

計算機は元の撮影分の容量だけでなく、バックアップのコピー数を反映した総容量も一緒に表示します。旅行中はカード自体を紛失したり破損させたりするリスクがあるため、最低でも1セットのバックアップ(ノートパソコンやポータブルSSDに毎晩コピーする方式)を用意するのが一般的で、この場合元の容量がそのまま2倍になります。先ほどのRAW 63GBにバックアップ1セットを加えると合計126GBが必要になるため、カード容量だけで安心せず、バックアップまで含めた総量を基準にカードと外部ストレージを準備してください。

カードを分けて持つ方が、大容量カード1枚より安全なことが多いです

計算機は総容量を選択したカード容量で割って、何枚必要かも教えてくれます。総容量126GBだからといって256GBのカード1枚だけを持っていくと、そのカードを紛失したり破損させたりした瞬間に旅行全体の写真を一度に失うことになります。128GBのカード2枚や64GBのカード4枚のように分けて持てば、1枚にトラブルが起きても被害はそのカード分に限定されるため、総容量が同じでも複数枚に分散する方が、撮り直しのきかない旅行では安全な選択になります。

宿泊先のWi-Fiでクラウドバックアップする予定なら、アップロード時間も確認してください

計算機は総容量と回線速度を入力すると、予想アップロード時間も計算してくれます。宿泊先のWi-Fiアップロード速度が10Mbps程度だとすると、63GB(RAWの例)のアップロードには約14時間かかり、一晩で終わらせるにはかなりぎりぎりです。旅行最終日にまとめてアップロードしようとして時間が足りなくなるより、毎晩その日撮影した分だけ少しずつアップロードしていく方が現実的です。

実践チェックリスト

  • 1日の平均撮影枚数と旅行日数を計算機の1日あたりモードに入力し、まず本当の総枚数を確認してください。
  • RAW・JPEG、あるいはその組み合わせをどうするか事前に決めておきましょう。容量差はほぼ3倍です。
  • 元の撮影分だけでなく、バックアップ分を含めた総容量を基準にカードを準備してください。
  • 同じ総容量でも、大容量カード1枚より複数枚に分散する方が紛失・破損のリスクを減らせます。
  • 宿泊先のWi-Fiでクラウドバックアップする予定なら、アップロード速度を入力して所要時間を事前に確認し、毎晩少しずつアップロードしましょう。